上司に義理チョコを渡さなくては・・・と思い、
街中のスーパーを見て回ったのですが、
ハート形のチョコばかり売っていて、
いわゆる「本命チョコ」ばかりが売っています。
それもそのはず、
イギリスでは義理チョコという概念がないうえに、
女性から男性にチョコを渡すとは限らず、
男性から女性にチョコやお花などを渡す日なのです。
街角のお店で手頃なものがないので、
どうしようかなぁ・・・と思っていたのですが、
ハロッズデパートなら何か売っているかも?と思いたち、
小雨模様のなか、行ってみました。

食品売り場も高級感があり、
とても上品でした。
ショーケースに並んでいるケーキは、
どれも美味しそうではありますが、
1つ8ポンド(1200円くらい)もします。

そんなにお値段が高いのに、
行列ができるほどの人気です。
こちらは魚売り場です。

生鮮食品売り場とは思えない豪華さで
高い天井に美しいデザインが施されています。
すぐ横にはお茶やコーヒーが売っていて、
店内の一角でコーヒーを焙煎していました。

何もかもが大規模で、豪華で、
まるで別世界のようでした。
キョロキョロしながら
チョコレート売り場を探しましたが見つからず、
結局、店員さんに場所を聞いてたどり着けました。
ハロッズブランドだけでなく、
ノイハウスやバタールなども売っていましたが、
どれも14ポンド(2千円くらい)します。
高いなぁ・・・・と思いつつ、
比較的安めのチョコレートクッキーを見つけたので、
そちらを人数分買いました。

安い商品でしたが、
リボン掛けをお願いしたら、
嫌な顔もせずに
1つ1つ丁寧にリボンをつけてくれました。
そういうところは、
やはり高級デパートのサービスだなぁ・・・と思いつつ、
なんだか自分が場違いなところにいるような、
ちょっと落ち着かない気分になりました。
久しぶりに人混みに入り、
どっと疲れてしまいましたが、
なんとか義理チョコが買えて、良かったです。