落ち込んで、数日間暗く過ごしていました。
そのときのことは、こちらに書いています ↓
http://yewtree.seesaa.net/article/455092470.html
でも、どうやら言われた本人は、
なんとも思っていないのか?
今日の夜ご飯に誘われました。
嫉妬深そうな人なので、
怒っていないわけはないと思うのですが、
もしかしたら、私に対する怒りよりも、
私に愚痴を聞いて欲しい気持ちのほうが
強かっただけかもしれません。
でも、私はあんなに落ち込んでいたので、
ちっとも態度が変わらないミニドラゴンさんを見て、
こんなことのために落ち込んでバカみたい・・・
と悲しいような、有り難いような、
複雑な気持ちになりました。
でも、豆子さんもおっしゃっていた通り、
「人の気持ちは分からない」ということを
改めて痛感しました。
なんだか相手の気持ちを考えすぎて、
「きっとこう思っているだろう」と信じてしまっているから、
無駄に落ち込んだり、
自身を失くしてしまったりするのかもしれません。
だから、断るときもあれこれ考えてしまって、
ずるずると中途半端な状態にしてしまったり、
上手く断れなくて、あとで後悔するのかも?
と思ったりもしました。
今日も夕方4時過ぎに、
ミニドラゴンさんから電話がかかってきました。
「今日はどうするんですか?」
私「え、帰りますけど」
「給料も出たことだし、
ちょっと晩御飯でもどうですか?」
こう言われたときにドキッとしました。
咄嗟に嘘をつくことができず、
「今日はジムに行くので!」と言って断りました。
自分としては、サクッと断ったつもりですが、
語尾の「で!」が、つい強い語調になっていた気もするので、
もしかしたら機嫌が悪そうに聞こえたかもしれません。
でも、そんなことを考えても
相手がどう思ったかは分からないのだから、
考えても仕方ない・・・と、
それ以上考えるのをやめました。
実は、今朝は「ジムに行こう」と思って、
運動着などをもってきていたのですが、
なんだかその気にならなくて、
ジムには行かずに帰ろうと思っていたのです。
でも、「ジムに行く」と言っちゃったし・・・と思い、
無理やり気持ちを奮い立たせて、
ジムに行きました。
ズンバのクラスを受けてきたのですが、
クラスが始まる前にきゃぴきゃぴ騒いでいる女子たちを見て
「ああ、おばさんなんて私だけよね・・・」と思って、
ジムに来たことを後悔してしまいました。
でも、髪の毛の9割が白髪になっている、
ポッチャリ系の女性が少し遅れてやってきて、
彼女が合いの手を入れながら(ヒューヒュー叫びながら)
楽しそうに踊っている姿を見て、
なんだか元気が出てきました。
白髪から察するに同年代だと思うのですが、
お肌の艶とハリがあって、
30代後半くらいにも見えました。
彼女の年齢は知りませんが、
ズンバの常連さんみたいなので、
やっぱり運動は美容にいいのかも?などと思いながら、
その人のことを観察していました。
決して上手とは言えませんが、
人に見られることを気にせずに、
誰のためでもなく、
何の義務でもなく、
純粋に音楽とステップを楽しんでいるようです。
そして、スライドと呼ばれていましたが、
(それが正式名称なのかは分かりません)
8ビートの曲ならどんな曲でも踊れるステップがあって、
最初は先生がゆっくり目の曲で
そのステップを教えていたのです。
「じゃ、次はもう少し早い曲で・・・」と先生が言ったら、
そのポッチャリ系の人がササッと音響装置のところに行って、
自分の携帯をつないで、曲をかけたのです。
「先生の許可も得ずに!? ええ??」と思ったら、
先生も笑いながら、
「じゃ、この曲で踊りましょう」と言いながら、
ステップを踏み始めました。
ポッチャリ系の人は「やったー!」というポーズをして、
自分の場所に戻り、
生き生きとした表情で、楽しそうに踊っていました。
きっと彼女のお気に入りの曲なんだと思いますが、
こういう茶目っ気たっぷりの
元気な同年代(?)の人を見ていたら、
こんな風に思いました。
年をとって、キャピキャピできない年齢になっても、
こんなふうに、
茶目っ気と愛嬌のある生き方もできるんだ・・・
今日はミニドラゴンさんから逃れるために放った、
「ジムに行くから」という言葉を嘘にしたくなくて、
無理やり自分のお尻を叩いてジムに行きましたが、
行って良かったと思います。
彼女のような生き方はできませんが、
年を取ったなりに、自分なりに、
人から愛される生き方というものがあるのかもしれない、
そんな風に思えたので・・・
こちらは、ジムの帰りがけに通った
キングスクロス駅(ハリーポッターで有名になった駅)の
外にある鳥籠のオブジェです。

夜になると七色に光るのですが、
鳥籠の中は・・・・

ブランコになっているのです。
大人の女性が楽しそうに、ブランコで揺れていました。
私も子供のころはブランコが大好きだったので
乗ってみたいな・・・と思いつつ、
さすがに勇気が出ませんでした。
でも、きっとジムで見かけた
ポッチャリ系の女性なら、
何の躊躇もなくブランコに乗るのだろうな・・・
なんて思いながら、横を通り過ぎました。
いつか、私も人目を気にせず、
このブランコに乗って楽しめる日が来たらいいな・・・
などと思いつつも、
そんな日が来るわけないよなー、と思う自分もいます。
人の気持ちだけでなく、
自分の気持ちも、本当に分からないものですね。
(豆子さん、ありがとうございます)