ちょっとした騒動がありました。
なんだかもう、バカらしくなってきて、
ついミニドラゴンさんに
きついことを言ってしまったのですが、
言ってからずっと「あんなこと、言わなければ良かった」
と後悔して、とても後味の悪い思いをしています。
少し話が長くなるのですが、
順を追ってお話しさせてください。
来月はじめ、私の上司とミニドラゴンさんの上司、
そしてもう一人の女性(仮にCさんと呼びます)の上司が
3人で東欧へ出張に行くのです。
上司たち3人のなかでは、
ミニドラゴンさんの上司が一番年長でした。
そして3人の上司たちは
割と近くに住んでいるので、
空港からハイヤーを手配して、
3人一緒に帰ってくることになったのです。
気の利くCさんが「私が車を手配しましょうか?」
と申し出てくれたのですが、
ミニドラゴンさんがこう言うのです。
「やっぱり、こういうときは年長者の人が手配して、
その部の経費として精算するべきでしょう」
私としては、どちらかと言うと
下っ端の部署が払うイメージだったので、
(というのも、経費精算の手間がかかりますから・・・)
この会社の文化はこういうものなのかな?と思って、
聞いていました。
すると、Cさんは何か言いたそうだったものの、
「じゃ、お願いします」とだけ言って、
ミニドラゴンさんが手配することになりました。
これが、1週間くらい前のことでした。
いよいよ出発を来週末に控えた今日、
車の手配がされていないことを心配した私は
Cさんに「何か進捗を受けていますか?」と聞いてみたのです。
すると、こんな答えが返ってきました。
「あー、いつものことよ。
あの人は、前日くらいにならないと手配しないから。
しかも慌てているのか、確認しないのか知らないけど、
ミスが多いんだよね。
前なんか、夕方の4時出発なのを、
間違えて朝の4時に車を手配して、
上司が朝っぱらから叩き起こされたこともあるんだよ。
だから、直前に手配されて、
その手配にミスがあったりしたら、
手配し直す時間がなかったりするから、
すっごい迷惑なんだよね」
これを聞いたとき、驚きました。
というのも、この話はミニドラゴンさんが
先輩のことを話していた内容にそっくりだったのです。
「あの人は直前にならないと手配をしない」
「ミスが多い。メールは誤字だらけ、確認しないのかしらね?」
そんなことをずっと聞かされていたので
ミニドラゴンさんは仕事ができるのかと思っていましたが、
Cさんの評価では、私が聞かされていた先輩の無能ぶりを、
そのままコピーしたかのような内容なのです。
言われてみれば、
彼女のチームと大切なミーティングを設定したとき、
彼女が自分のチームの人たちに知らせるのを忘れていて、
リスケジュールしたことがありました。
その後、チームメンバー全員が揃う日がなくて、
リスケジュールできた日が2週間後だったのですが、
月末をまたいでしまっていたので、
元になるデータの売上などの数値が最新のものでなくなり、
せっかく作った決算関連の資料が全部無駄になってしまった、、
と私の部署のチームリーダーが怒っていたのです。
何時間もかけて作った資料だったのですが、
ミニドラゴンさんはそんな事情を知らないのか?
お詫びの言葉すらありませんでした。
そんなことを思い出した私は、
ついうっかりこんなことを聞いてしまったのです。
「もしかして、ミニドラゴンさんて
仕事ができない人なのですか?」
Cさんは私の質問に面食らった様子ではありましたが、
「うーん・・」と言いながら、
こんな話をしてくれました。
「きっとあなたも一緒に仕事をするうえで
迷惑をかけられるだろうから、
最初に警告しておくけど・・・
彼女との仕事は、
『確認』と『フォロー』が必須だからね。
実は私、前の職場が
たまたま彼女と同じ会社だったのよ。
大きな会社だったから顔を合わせることはなかったけど、
彼女のいた部署と飲み会に行くと、
彼女がクビになった話題が
よく酒の肴になっていたのよね。
というのも、笑い話みたいなミスが多くて、
しかも、そういうネタが尽きないのよ。
例えば、彼女の元上司が出張で展示会に行ったとき、
彼女に渡された展示会場の地図を
タクシーのドライバーに見せて連れて行ってもらったんだって。
『到着しましたよ』と言われて、
外を見てみたら、だだっ広い工事現場だった・・・とか、
そんな感じの話ばかりなのよ。
その日、彼は展示会場で本社の社長と待ち合わせていて、
大事な得意先とのミーティングに出るはずだったのが、
結局、そのミーティングに間に合わなくて、
社長に怒られて、自分の出世にもキズがついたうえに、
その後の得意先へのフォローが大変だったらしいよ。
だから、その元上司はこう言ってた。
『事務員として、してはならないミスばかりしていた。
それでも慣れるまでは・・・と1年半待ったけれど、
少しも改善しなかったから、彼女はクビにした』
でも、実際のところは解雇ではなくて、
彼女はその部署を外れて、
会社の受付を担当することになったのよね。
周りは左遷だって分かっていたけれど、
本人は『会社の顔』にふさわしい人物だと認められたんだ、
と思っていたみたい。
本人は『仕事ができる』と思ってるみたいで、
人のことをとやかく言うけれど、
実際はその程度だから、
足を引っ張られないように気をつけたほうがいいわよ」
そして、そんなミスだらけの彼女は、
今日またミスをして、
ちょっと面倒なことになってしまったのです。
前置きが長くなってしまったので、
続きはまた明日書かせてください。
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