イギリスではフィッシュ&チップスを食べる日です。

別に食べなくてもいいのですが、
金曜日になるとパブなどで「今日のおすすめ」が
フィッシュ&チップスになったりするので、
なんとなく食べようかな、という気分になるのです。
今日は、Aさんと一緒にランチを食べました。
こちらで、誰かを引き合いに出すときに
「Aさん」という言葉をよく使っているので、
誰のことか分からないかもしれませんが、
こちらのAさんです ↓
http://yewtree.seesaa.net/article/450019727.html
なんと、一昨日、
Aさんとばったり会社の中で会ったのです。
彼女が働いている会社名を聞いたかもしれませんが、
聞いていたとしても、すっかり忘れていたので、
まさかAさんが働いている会社だとは
思ってもいませんでした。
そして、Aさんはかつて私に対して
同僚のことを散々愚痴ったことを後悔しているようです。
というのも、今や私も同僚ですから、
何かのきっかけでAさんが文句を言っていた相手と
知り合いになるかもしれませんから・・・
そういうこともあって、
今日のランチでは愚痴を言われませんでしたが、
「愚痴を言って、まずかった」と思っていることが
会話の端々に感じとれました。
そして、愚痴を言うかわりに、
私の先輩にあたる、
後輩をいびって辞めさせた人のことを
いろいろと話していました。
彼女の話は少し大げさなところがあるので
全てを真に受けるわけにはいきませんが、
彼女の話では、過去に4人の人が辞めているそうです。
でも、その先輩と働いて1週間がたちましたが、
「大丈夫?分からないことがあったらいつでも聞いてね!」と
毎日どころか、1日に何回も声をかけてくれたりして、
とても親身になってくれる温かい人なので、
なんだか違う人のことを聞かされているみたいで、
少しもピンと来ませんでした。
「彼女は言葉が早口だから
少しキツく聞こえるかもしれませんが
とてもいい人ですよ」
私がそう言うと、
Aさんは意地悪そうにこう言いました。
「え~、まだ分かんないよぉ?
この前辞めた子だって、
最初の1週間は仲が良かったらしいから」
しかも、なんだか私に辞めて欲しそうな、
そんな言い方に聞こえました。
友達というほどではないかもしれませんが、
少なくとも知り合いなのに、
なぜ「がんばってね」などといった励ましの言葉ではなく、
「そのうち辞めたくなるよ」
「まだ分からないよ。苦労するのはこれからだよ」
などと、ネガティブなことばかり言うのでしょうか。
正直なところ、私としては、
同じ課の先輩よりも、
Aさんのほうこそ、
私を辞めさせようとして、
脅しているように思えてなりませんでした。
私が同じ会社に入ったことが、
面白くないのでしょうか?
別に一緒に仕事をするわけではないし、
そんなことは関係ないような気がしますが・・・
Aさんに先輩の悪口を吹き込まれた後、
オフィスに帰って仕事に戻ると、
いつものように明るい声で、
先輩が声をかけてくれました。
「どう? 仕事は大丈夫?
ちゃんとランチは食べた?」
「はい!フィッシュ&チップスを食べました。
気にかけてくれて、ありがとうございます」
そんな短い会話を交わしながら、
やっぱりAさんの言うことは信じがたいなぁ・・・
と改めて思いました。
でも、たったの1週間で人となりが分かるわけはないので、
Aさんの言っていたことも忘れずに、
様子を見たいと思います。