せっかくなのでマッサージをしてもらってきました。
1時間のマッサージなんて、大丈夫なのかな?
と心配していましたが、
どうやら以前と同じようにマッサージすることができて、
嬉しいようでした。
Cさんはいわゆる「ヒーラー」でもあるので、
スピリチャルなイベントがあるときなど、
1日中訪問者のマッサージをしていたことがあります。
以前、そんな話を聞いた時に
「そんな重労働、疲れませんか?」と尋ねたら、
こんな感じのことを言われました。
「私はパイプみたいなものなの。
私を通して、ヒーリングの効果が
マッサージを受ける人に流れるから、
そのヒーリングの力が私を流れる時に
私も一緒に元気にしてくれるのよ」
私は霊感がないので、
そう言われた時には頭の中が「?」でいっぱいになって、
よくわからないまま流してしまいました。
でも、今回も同じようなことを言われたのです。
人を癒す行為をすることで、
自分も癒されるから。
そんな感じのことを言いながら、
マッサージをしてくれました。
久しぶりに受ける Cさんのマッサージは心地よく、
終わった後の気だるさと明るい気分のなかで、
ここ何ヶ月かの間
ボランティアだとか転職活動だとかで
気持ちが休まる暇がなかったんだ・・・
と改めて気付かされました。
そして、マッサージの後でお茶を入れてくれて、
サンルームでぼやっとしながら飲んでいたら、
こんなことを言われました。
「今日は、マッサージしている時に
金色の王様が出てきて、
あなたのことをこう言っていたわ。
『この人は、黄金の心をもっている』
そこで、私がなんて答えたと思う?」
茶目っ気たっぷりに話しかけてくるCさんを見つつ
「いや、黄金の心なんて・・・
どっちかというと錆びた心のような気がするな」
などとぼんやりと考えていたら、
しびれを切らしたCさんが、こう言いました。
「『世の中には、何人黄金の心をもっている人がいるんですか?』
って聞いたのよ。
そしたら、少し困ったような顔をしていたわ」
そう言いながらコロコロと笑うCさんの話では、
どうやら、世界中の人たちは黄金の心をもっていて、
その黄金の色合いが少しずつ違っているらしいです。
しかも、Cさんはその王様に名前を聞いたら、
「ジン・ボー・イー」と名乗ったそうです。
そんな名前の王様は知りませんし、
霊感とかスピリチャルな能力のない私なので
「ふ〜ん。そうなんですか」
と答えることしかできませんでした。
そして、帰りのバスのなかで、
今は黄金色じゃなくても、
いつか黄金の心になるよう目指して、
自分を磨くのは良いかもしれないな・・・
なんて思ったりしました。
私には無縁の世界なのでよく分かりませんが、
そういう未知の人(?)と会話するのって
どんな感じなのでしょうね。
まぁ、単なるCさんの妄想かもしれませんが、
それはそれで、
それを無邪気に信じているCさんが可愛くもあり、
本人がハッピーならそれでいいと思いました。
こちらは、週末滞在したウェルズという街で見かけた猫です。
西日の当たるテラスで、
うとうとと日向ぼっこしている姿が
なんとも幸せそうでした。
ウェルズの街は小さいのですが、
とても素敵なところでしたので
また今度、紹介させてください。