すごく頼りになる人だったので、
彼を失ったのは、
会社にとってかなりの痛手だと思います。
転職の理由は、
給料が上がらないから…
この国では、転職するのが
給料アップへの近道らしいです。
でも、彼がその会社に転職を決めたのは
Final salary pension があるからだと言っていました。
これは、定年まで勤めた場合
最後にもらっていた給料の3分の2とか、
そのぐらいの金額を
死ぬまで会社が払い続けてくれることです。
世の中にこんなスキームがあったとは、
とても驚きました。
このスキームのある会社に勤めれば、
老後は安泰です。
安泰とは言い過ぎかもしれませんが、
少なくとも、路頭に迷う事はないはずです。
私のように、身寄りも貯金もない人間にとっては
夢のようなシステムです。
ただ、このシステムがあるのは
軍隊とか警察といったお役所関係か
民営化された元公的機関だけのようです。
今からそういうところに就職できるのかは怪しいところですが
転職先の厚生年金は人生を左右するくらい
大切なんだな、と気づきました。
ところで、今日も家の前に座っていた猫に声をかけたら
トコトコと駆け寄ってきました。
いつものところにひょいっと乗っかって
お腹を舐め始めたと思ったら・・・
近寄ってきて、
慣れて欲しそうに顔を寄せてきました。
ただ挨拶がしたいだけなのか、
それとも撫でて欲しいのか、
猫の気持ちを推し量るのは、とても難しいです。