引っ越してきて半年くらいは見向きもされなかったのに
最近は少しずつ仲良くなってきました。
家に帰った時に、
遠くからネコの姿が見えると、
「おーい、ミッシー。元気?」などと
いつも声をかけながら近づいていました。
でも、いぜは見向きもされないどころか、
声をかけても、
ぷいっとどこかへ行ってしまっていました。
でも、いつのころからか、
近づいても逃げなくなってきて、
今日も「おーい、ミッシーちゃーん」と
声をかけながら近づいたら、
なんと、向こうから足早に近寄ってきました!
ミッシーのほうから私に近づくことなんて
あり得ないと思っていたので、
ついこんな言葉を口にしていました。
「ええ!? えっと、エサなんて持ってないよ?ごめんね」
でも、どうやらエサに釣られたわけではなく
単に撫でて欲しかったみたいです。
私が撫でやすいように気を遣ってか(?)
50cmくらい高くなっている場所に飛び乗って
顔を摺り寄せてきました。
ミッシーから寄ってくるなんて・・・と戸惑いつつも、
とりあえず撫でていたら、
くるくると首を回してきました。
良く分かりませんが、
多分、かゆいところ(撫でてほしいところ?)を
私の手にこすりつけているような感じです。
私は手を動かさずに
指先だけ動かしてくすぐっていましたが、
首の可動域の広さに驚きました。
「あなた、すごく首が回るのね。
こんなんだったら
借金なんて、無縁だわねぇ~」
などと、オヤジギャグを一人で呟きつつ、
勝手に動くミッシーの様子を暫く眺めていました。
なんとなくネコは飼い主以外に懐かないと思っていましたが、
呼べば来るくらいには仲良くなれるのですね。
なんだか嬉しい発見でした。