面接に行ってきました。
久しぶりに頭を使いすぎたせいか、
それとも緊張していた時間が長かったせいか、
頭痛がします。
あまり詳しいことを聞かなかった私がいけないのですが、
なんと、思いもよらないことに、
筆記テストがありました。
一般常識のようなテストと、
IQ 測定のような、計算とかパズルのテストです。
一般常識のほうはともかく、
計算とパズルのほうが・・・
全く太刀打ちできませんでした。
設問が日本語で書かれていたとしても、
計算とか頭を捻って考えるタイプの問題には弱いのですが、
あろうことか全ての問題が英語で書かれていました。
もう、一目見た途端、
家に帰りたくなりました・・・
問題文を読解するのに時間がかかり、
計算にも時間がかかり、
半分ちょっと回答した時点で
制限時間が来てしまいました。
それぞれのテストが45分ずつ、
2つのテストで1時間半です。
その前に面接を受けてから
別室に案内され、
そこでテストを受けたので、
おそらくその会社に足を踏み入れてから出るまで、
3時間くらい経過していたと思います。
もう頭も気持ちもグッタリです。
それにしても、この年になって
あんな数学みたいなテストを受ける羽目になるとは・・・
テストが終わって、
あまりの出来の悪さに茫然としつつ
とぼとぼと帰宅しました。
夜になって、Nさんに電話して、
「こんな感じだったよー。もう絶対に落ちると思う」と話したら、
Nさんも「そういうテストをする会社って珍しいね」と言っていました。
いわゆる老舗的な、歴史のある大企業だったので、
昔ながらの採用活動をしているのかもしれません。
「日系の大きな企業でも
そういうテストをしないところも多いから
あまり気にせず、次に目を向けてね。
くよくよしちゃ、ダメだよ!!
ほら、次!次!!」
・・・と、Nさんは励ましてくれました。
こういうときに
こうして前向きにお尻を叩いてくれる人がいてくれて
なんだか救われたような気がしました。
妙に同情されて慰められたり、
「きっと大丈夫だよ」などと気休めを言われると
自分の弱さに逃げてしまいそうでしたから・・・
「もうダメだ」と思いつつ、
淡い期待を抱いて結果を待ったり、
「やっぱり転職なんて無理だ」と落ち込んだりして、
自分の弱さにじくじくと浸ってしまうところでした。
結果はまだ出ていませんが、
どう考えてもあのテストの結果には
悪い意味での自信があるので、
もうダメなものと諦めて、
また次を探したいと思います。
でも、こうしてげんなりしているときに
誰かに励ましてもらえるのって幸せですね。
日本にいたときも、
知り合いのFさんとかに心を開いて
自分の気持ちをさらけ出していたら、
もしかしたら励ましてくれたのかもしれません。
でも、遠慮があったと言いますか、
あまり自分ことを言いたくなくて、
自分の存在を消してしまいたいくらいだったので
そんなことは話せませんでした。
そういう時期があったからこそ、
こうして励ましてもらえる人がそばにいて
本当にありがたいと実感しています。
ところで、今日は会社の人に、
こちらのミントティーを貰いました。
クロアチアに行ったお土産だそうです。
「クロアチアってミントが有名なのですか?」
と聞いてみたら、
特にミントが名産というわけではなくて、
これは日本語のガイドブックに載っていて、
日本人が良く訪れるハーブ薬局のものなのだそうです。
ミントティーって、
日本でもイギリスでも買えますけど
何かが違うのかなぁ?と思って飲んでみましたが、
ちっとも違いが分かりませんでした。
どこのミントティーでも同じ味がしますが、
私のために買ってきてくれたと思うと
なんとなく特別なもののように感じて嬉しかったです。
こうして、励ましてくれるNさんや
私を気にかけてお土産を買ってきてくれる人がいて、
日本にいたころよりも
「嬉しい」と思う時間がずっと増えました。
特にこういう落ち込むようなことがあった日には
そういう人たちの存在が気持ちを温かくしてくれます。
本当にありがたいことですね。