誰かのために庭作り

今回は、昨日お話したバラが咲き乱れる公園について、

さらに続きのお話があるので、

そのことを書かせてください。


昨日は2つブログを投稿していますが、

こちらで書いた公園のことです ↓



先月、「誰かのための庭作り」というタイトルで

このお庭をご紹介したときに、

日曜日の朝7時から汗だくになって

お庭の手入れをしていた男性のことを書きました ↓




そして、少し話は逸れますが、

先週末の土日はロンドンで「Open Square Weekend」という

イベントが開催されていました。


この「オープン・スクエア・ウィークエンド」というのは

普段は一般公開されていなかったり、

一般公開されていても有料だったりするお庭に

入場することができるイベントなのです。


チケット(当日売りで15ポンド、約2千円)が必要ですが、

260箇所以上のお庭に入れますし、

普段はその区画の住人しか入れないお庭も沢山あるので、

お庭好きの方にとっては嬉しいイベントなのです。


私もチケットを買おうと思ったのですが、

私はお庭を隅から隅までじっくり見るのが好きで

下手をすると1つのお庭で数時間も過ごしてしまうため、

仮にチケットを買ったとしても、

1日にせいぜい1-2ヵ所しか行けないと思い、

迷った末に、チケットは買いませんでした。


そんなイベントが開催されていた先週末、

このお庭の前を通りかかったら、

入口のところに男性が座っていたのです。


このお庭は無料で入れるところなのですが、

どうやら「Open Square」に参加しているようで

公園に来る人たちの数を記録していました。


そこで、昨日のブログで書いた赤紫色のバラ、

とても香りが良いバラの名前を知りたくて

その男性に声をかけたのです。


写りが悪くてすみませんが、こちらのバラです ↓


IMG_0113_800x600.jpg



「こんにちは。

私はときどきこちらにお邪魔しているのですが、

とても気に入っているバラがありまして・・・

このお庭に咲いているバラの名前をご存じでしょうか?」


「うーん。あまり良く知らないんだけど、どのバラ?」


「あちらの奥の、デッキに咲いている赤紫色のバラです」


「うーん、分からないなぁ。

あ、でも携帯のアプリで花の名前を調べられるよ」


などという会話から始まったのですが、

そのまましばらく話をしていたときに、

ふと思いついて、こう聞いたのです。


「そういえば、1ヶ月くらい前に

日曜の朝7時からマルチングしている男性がいて、

『すごいなぁ』と思ったんですよ」


「あ、それは僕だよ。ははは」


「え!? 日曜の朝早くから、精が出ますねぇ」


「うん、妻にも呆れられるよ」


「お一人で庭の手入れをされているんですか?」


「いいや、ガーデニングの得意な人が近所にいて

その人にも手伝ってもらっているし、

ときどきボランティアの人も手伝ってくれるよ」


「ボランティアですか・・・」


「興味ある? 」


「興味というか・・・

枯れた花がついたままのバラが結構あるなって

少し気になっていたというか、

ちょっと可哀想だなって思っていました」


「そうなんだよね、正直なところ、

枯れたバラを切るのに追い付かないんだよ。

もし君が切ってくれるなら、大歓迎だよ」


「え、いいんですか?」


「もちろん!」


「え?本当に?」


「うん、いつでも好きな時に来て

気軽に手伝ってくれればいいよ」


「じゃ、近いうちに来ます!」


「いつでもどうぞ!


ところで、ときどき『ボランティアしたい』という人がいて、

そういう人はいつも『で、次の会合はいつ?』って聞くんだけど、

僕はそういう堅苦しいことが好きじゃないんだ。


皆のコミュニティだから、

皆が来れるときに来て、

皆が好きなように手入れしてくれればいいと思ってるんだよ。


だから、定期的なミーティングみたいなものはないし、

君も好きな時に来て、

好きなように手伝ってくれればいいよ」



・・・というわけで、

「誰かのため庭作り」だったものが、

「誰かのため庭作り」となりました(笑)


奇しくも「誰かのための庭作り」を投稿したときに、

こんなことを書いていました。


『家のテラスでブランコベンチに揺られながら、

私も何かボランティアをしてみようかな・・・

と思ったりしました。』


思いもよらないきっかけで、

このときにぼんやりと思っていた気持ちが実現しました。


世の中って、何がどう転ぶのか分からないものですね。


きれいなバラの名前を知りたい、

自分もあのバラを育ててみたい、

そんな自分勝手な希望がきっかけではありましたが、

結果として、漠然と願っていたことが叶いました。



そして、明日のブログで、

お手伝いに行ったときのことをお話しさせてください。


これがまた、面白いというか・・・


もしかすると2回くらいに分けないと

書ききれないかも?というくらい、

初体験なことが多くて、盛沢山だったのです。

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posted by イチイ at 08:02Comment(2)誰かのためにできること

王室御用達コーヒー ヒギンズ

昨日、女王様が飲んでいるコーヒーのことを
こちらに書きましたが・・・ ↓
http://yewtree.seesaa.net/article/451111007.html

平日の午後に、
どうしてそんな優雅な時間がもてたのかと言いますと、
上司が日本から来た大切なお客様と会食することになり、
その方へのお土産を用意するように言われたのです。

「チョコレートでもいいんだけど、
こう暑いと溶けてしまいそうだし、
何か良いものはないかな?」

と上司に聞かれたものの、
私はそんな気の利いたギフトなど知らないので、
Nさんにメールをして聞いてみたら、
こんな返事が届いたのです。

「その予算で日本から来た人向けのギフトなら、
H.R.Higgins のコーヒーか紅茶がいいと思うよ!

王室御用達のコーヒー屋さんだけど、
なぜか日本では紅茶が有名みたい。

コーヒーだったらクレオール、
紅茶だったらメイフェアかブルーレディがお勧め。

ブルーレディは花びらが入ってて女性向けだから
おじさんへのお土産だったら
メイフェアかデューク・ストリートあたりが無難かな。

ま、太っ腹な人だったら
もらったお土産を秘書にあげることも多いから、
それほど気にしなくてもいいと思うけど」


・・・というわけで、
Nさんのアドバイスをそのまま上司に伝えて、
昨日の勤務時間中に
ボンドストリートにあるお店に買いに行ったのです。

こちらがお店の外観です。

IMG_0617.JPG

お客様は3人、
手土産の予算は1人につき25ポンド(約4千円)と言われたので、
24ポンドの紅茶セットを3個買いました。


その場で紅茶を測って紙袋に詰め、
さらに丁寧な手つきで箱に入れてくれました。

こちらが、計り終わった紅茶のパックです。

IMG_0624.JPG

茶色い紙袋に麻紐が結ばれていて
昔からこういうパッケージだったのかな?と思わせれてくれる、
どことなくノスタルジックな風情のパッケージです。

そして、これを立派な化粧箱に入れてくれました。
こちらが箱の蓋に描かれているマークです。

FullSizeRender.jpg

コーヒーミルと「T」の文字です。

H.R.Higgins なのに、
H でも R でもなく、T?

と不思議に思って聞いてみたら、
これは紅茶(Tea)用の箱だから
「T」と書かれているそうです。

そして、コーヒー用の箱も見せてくれましたが、
そちらは真っ黒な箱に金色で
コーヒーミルの絵柄だけが描かれていました。


4種類の紅茶を3個分、合計12個のお茶パックを、
丁寧に天秤で計ってからバッグに詰めて
薄紙で包んでから箱詰めしてくれたので、
結構時間がかかりました。

でも、品物を注文したときに、
インド系と思われる男性店員さんが、
ニッコリ笑いながら、こう言ってくれたのです。

「このシールを下のカフェテリアに渡せば
コーヒーを出してくれるから、
それを飲みながら待っていてもらえますか?

コーヒーを飲み終わった頃には
全ての準備ができてるはずだから」

思ってもいなかったサービスに嬉しくなり、
「ありがとう!」と言って階下に降り、
昨日お話しした無料コーヒーをいただいた、
というわけです。



コーヒーを飲み終えて地上階に戻ると、
ちょうど箱詰めが終わったところでした。

箱に入ったコーヒーを
上品なグレーのエコバッグに詰めてくれました。

IMG_0633.JPG

実は、このエコバッグ、
店内で4ポンド弱(約600円)で売っていました。

でも、合計金額が高額になったためか、
サービスとして、無料でくれました。

コーヒーを無料でサービスしてくれて、
さらにエコバッグまでもらえるとは、
さすが王室御用達のサービスですね。


そして、このお店には日本人の店員さんがいました。

私の応対をしてくれたのは他の店員さんでしたが、
日本語でも安心して買い物できそうです。
ご参考までに、お店の住所はこちらです。

79 Duke St, Mayfair, London W1K 5AS


そして、私は自分用として、
Nさんお勧めのクレオール(Creol Brend)という
コーヒーを買いました。

125g で4.85ポンド(約700円弱くらい)もして、
私が普段飲んでいる225gで3ポンドというコーヒーの
3倍近くのお値段がします。

「さすが、王室御用達だけあって高いなぁ」と思いましたが、
オフィスに戻って早速飲んでみたら、
まろやかな程良い苦みがあって、
とても美味しいのです!

コーヒー好きの同僚にも淹れてあげたら、
「すごく美味しい。どこのコーヒー?」と聞かれました。

酸味のあるコーヒーが好きな人にはおすすめしませんが、
まったりとした、まろやかな苦味がお好きな人なら
きっと気に入ると思います。

女王様がパーティーを開くときのコーヒーは
すべてこの H.R. Higgins のコーヒーだそうです。

どのブレンドが女王のお好みか?ということは
門外不出の秘密だそうですが、
Nさんお好みのクレオールはお勧めです。


=== 追記 ===

アラフォーの派遣さんに教えていただいたのですが、
ヒギンズのコーヒーは日本でも買えるようです。
(教えてくださって、ありがとうございます)

Nさん(と私も)おすすめのクレオールも売っています ↓
http://www.bask-kobe.com/


そして、調べてみたらイギリスのヒギンズのサイトには
日本語サイトがありました ↓
https://www.hrhiggins.co.uk/

でも、たとえば・・・

「ヒギンズファミリーの3つの世代における研究の多くの年は、これらの楽しいコーヒーの私達の交感神経焙煎をもたらしました。」

こんな風に、
ちょっと良く分からない日本語の部分があります(笑)

交感神経焙煎って、
何のことを言いたかったのでしょうね?
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posted by イチイ at 00:02Comment(2)イギリスの美味しいもの