お城に住む人々

先日行ったコウトン・ホールという
お城のことについて、もう少しお話させてください。

お城のメインゲートを入ると、
天井の高いホールになっていました。

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古いお城だなぁ・・・

と思いつつ、中央のテーブルを見てみると、
ごく普通の家庭のように
家族写真がずらりと並んでいました。

そのうちのひとつが、こちらです。

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右側が当主のクレア・スロックモートンさん、
左側が長女のクリスティーナさんです。

クリスティーナさんは
チェルシー・フラワー・ショーで賞を取ったこともある、
著名なガーデナーです。
麦わら帽子がお似合いですね。

一般公開されている南塔へ進むと、
映画に出てきそうなお部屋が広がっていました。

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窓からの景色も非日常的すぎて、
ドラマの登場人物にでもなったような気分になります。

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このお部屋にも、
古そうな絵画のなかに、
ごく普通の家庭にもありそうな
微笑ましい写真が置いてありました。

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こちらの写真は、
このお城の Wall Garden を公開した日のものだそうです。

右側が当主のクレアさん、
中央がお嬢さんのクリスティーナさん、
そして左側に写っているのは、
イギリスを代表するガーデナーの一人、
アラン・ティッチマースという男性です。

クリスティーナさんが造った Wall Garden については、
こちらに書いています ↓
http://yewtree.seesaa.net/article/450563191.html


そして、こちらがダイニングルームです。

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上品なライトグリーンのテーブルセッティング、
何もかもが上品で、ため息しか出てきません・・・

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そして、ダイニングルームの奥は
サロンに続く階段がありました。

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オーク製の階段を降りたところは
グランドピアノが置いてあるサロンです。

きっと食後酒でも飲みながら、
皆で寛ぐ場所なのでしょうね。

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壁にかかっている絵画のほぼ全てが
スロックモートン家の人たちの肖像画だそうです。

さすが600年の歴史を誇るだけに、
美術館に飾ってあってもおかしくないような
古そうな絵ばかりでした。

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そして、こちらのサロンにも
家族写真が置かれています。

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きっと仲の良いご家族なのでしょうね。

貴族と聞くと
遠くの世界の人という気がしますが、
家族を大切にしながら毎日を暮らしている、
という点においては、
私たち一般人と同じなのかもしれませんね。
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posted by イチイ at 22:27Comment(0)イギリスの観光地

イギリスでは「メイ首相はギャンブルに負けた」と報道されています

「メイ首相はギャンブルに負けた」

今日のファイナンシャル・タイムズは、
そんな見出しの記事がトップを飾っています。

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メイ首相が内閣を築くためには
最低でも326議席が必要だったそうですが、
今朝のニュースでは314議席でした。

北アイルランドの投票結果によっては
326議席に届く可能性があるとのことですが、
最悪のシナリオとして、
メイ首相が保守党政権を樹立できず、
連立政権になる可能性も出てきました。

そうなると、Brexit交渉が
今まで以上に難航することが予想されます。


フランスの総選挙などでEUがゴタゴタしている間に、
イギリスで総選挙をしてしまおうと、
電撃的に開催が決まった総選挙でしたが、
蓋をあけてみれば、メイ首相の思惑は完全に外れました。

今となっては、保守党リーダーとしての
自身の地位さえ危ぶまれています。

スウェーデン大使も務めたことのある
ある大物保守党員なども
「リーダーシップ能力に欠ける」といった
コメントをしているようです。

総選挙をギャンブル扱いされてしまうなんて、
仮に保守党の単独政権樹立できたとしても、
既にリーダーシップ能力が疑問視されてしまっていることから
彼女の首相生命も長くはない、という見方もあります。

いずれにせよ、
メイ首相のギャンブル(?)の結果で混乱を蒙るのは
イギリス国民と、そこに住む人々なわけで・・・

どこの国も、政治というものは
一筋縄ではいなかいものなのですね。

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posted by イチイ at 19:08Comment(0)日記

イギリス 選挙 投票用紙と速報

今日はイギリスの総選挙でした。

私は関係ないといえば関係ないのですが、
やはりこの国のことなので気になります。

保守党のメイ首相のもと、
600名もの警察官がリストラされ、
そのせいで・・・とは言い切れませんが、
ここ3ヶ月で3回も大きなテロが発生しています。

テロの直後、労働党の政治家は
メイ首相が警察官をリストラしたことを非難し、
労働党が政権を握った暁には
警察官を増やしてテロへの取り締まりを強化する、
と言い出しました。

そして、それまでは保守党が優位だと言われていましたが
投票者の気持ちが労働党寄りに傾きはじめたそうです。

投票は夜の10時に締め切られ、
夜中の0時になろうとする今、
労働党が3議席を確保しており、
他の政党は0議席です。


今朝、同僚と話をしていたら、
彼は朝のうちに投票を済ませた と話していました。

そして、こちらが投票用紙(記入前)だそうです。

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候補者の政党と名前が記されており、
1人だけ選んで鉛筆で「X」を付けて提出するそうです。


これは同僚が話していたことですが、
メイ首相はBrexitを遂行するにあたって、
誰からも文句を言わせないために
総選挙に踏み切ったそうです。

改めて保守党(=メイ首相)を国民が選ぶことで、
今後、メイ首相がどのようなBrexit政策をとろうと、
「国民に選ばれた政党が行っているのだ」
という大義名分を盾にして、
断固たる姿勢でBrexitを敢行しようとしていたようです。

しかし、その後テロが連続して起こり、
国民の意識がテロに向けられ、
あたかもテロが起きた原因は
メイ首相が警察官をリストラしたためだと思わせる
労働党側の報道の巧みさが功を奏したようです。

ちょうど今、こちらを書いているときに
ニューキャッスルの投票結果が出ました。
労働党の候補が28,127票、
保守党の候補が8,866票です。

そして、スウィンドンの結果も出たようです。
労働党の候補は21,096票
保守党の候補は29,431票です。

これで、労働党が4席、保守党が1席です。

こうして見てみると、
地域によって強い党が異なり、
結果として当選した人と2位の人との間で
大差が出ているようですね。

0時を回ったのでそろそろ休みますが、
明日の朝には、
きっと結果が出ているのでしょうね。
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posted by イチイ at 08:03Comment(3)日記