週末ドライブ 今度は東へ

先週末の長距離運転の疲れが取れたのだか、
取れていないのだか分からないまま
1週間が過ぎようとしています。

そのときのことを話し終えていないのに、
もう明日から次の旅行に出かけます。

こちらでお話しした、素敵なお庭のあるB&Bと
コンスタブルの生まれ故郷です ↓
http://yewtree.seesaa.net/article/449744388.html

2週連続で旅行に行くつもりはなかったのですが、
先週末が連休だということを知らなかったときに
今週末の宿を予約してしまったので・・・

とても素敵なオーナーさんだったので、
ぜひお会いしたいと思ったこともあり、
頑張って今週末も行くことにしました。

でも、先週末の経験を踏まえて、
訪問予定箇所を1つ削りました。

先週末は本当に疲れてしまって、
次の目的地に行くのが義務のような気分になり、
「本末転倒って、こういうことを言うのかな?」
などと思いながら運転していたのです。


今回は片道2時間弱の道のりで、
ついでに Beth Chattoo さんのお庭にも行きたいので、
コルチェスターという町にも1泊します。

Beth Chattoさんのお庭については、
こちらに書いています ↓
http://yewtree.seesaa.net/article/449850012.html


今回も2泊3日、
でも距離は270KM位と短め(のはず)です。

drive2.JPG

前回の旅行は2泊3日で570KMくらいでしたので、
それに比べて半分以下の距離になります。

こうして数字で見てみると
改めて相当な距離を走ったことを実感します。
疲れて当然ですよね(苦笑)

今週末も暑いようなので
ほどほどに休憩を入れながら、
行ってくるつもりです。


前の旅行でお話ししきれていない、
有名なバラ園や、
貴族が住んでいるお屋敷のことなども
順を追って、にこちらで書かせて頂くつもりですので、
気長にお付き合い頂けると嬉しいです。

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posted by イチイ at 23:45Comment(6)日記

グリーン・ウォール

昨日、仕事のお使いでパディントン駅まで行きました。

駅を出たところの壁を見たら、
こんなふうに植物で飾られていました。

IMG_9824.JPG

そういえば、BBCテレビの朝の番組で
ロンドンの空気汚染を緩和するために、
ビル街に Green Wall(緑の壁)を作る企業が増えた、
というニュースを見たことがありました。

こういう壁だと手入れが大変かもしれませんが、
面白い試みで良いですね。
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posted by イチイ at 18:34Comment(2)日記

意外なところで日本語を聞きました

その日の夕方、居心地の悪いホテルを出て、
車がビュンビュン通る大通り沿いの歩道を
トボトボと歩きながら、
ホテルの人に教えてもらったレストランに向かいました。

教えてもらったレストランは
イギリスの典型的なパブで、
お天気の良い日だったこともあり、
大勢の人が外でビールを飲みながら
陽気に騒いでいます。

ここに一人で入る勇気はないなぁ・・・

と思って、さらに重くなった足取りで
しょんぼりしながら道を先に進みました。

そして、見えてきたのがこちらのレストランでした。

DSC_0293.jpg

イギリス風コテージに、中国語の看板。

怪しさ満点ではありましたが、
この先へ歩いていっても
レストランがあるのかどうか分からなかったので、
こちらのお店に入ることにしました。

お店の人が出してくれたメニューは
食べ放題のブッフェでした。

ブッフェを食べるほどお腹が減っていなかったので、
単品のメニューがあるか聞いたところ、
別のメニューを持ってきてくれました。

そのメニューはランチのメニューで
ディナーの時間帯に単品で頼むと、
1皿あたり1.50ポンド追加になるそうです。

とはいえ、元の値段が4~5ポンドと、
ロンドンでの相場の半額か、それ以下です。

こんなお値段でやっていけるの??
と思ったくらい、安いのです!

メニューを見てもどんな料理か分かなかったのですが、
固焼きそばのような写真がメニューにあるのを見つけ、
それを指差しながら、こう言いました。

「これを下さい」

すると東欧出身らしきウェイトレスさんが
こんなふうに答えました。

「このお料理はないかもしれません。
今、他のスタッフを連れてきますので
少しお待ちください」

メニューにない写真を載せてるの?

と不思議に思っているところへ、
中国人のウェイトレスさんが来ました。

すると、そのお料理はメニューにないけれど、
作ってくれるそうです。

私「それは、お手間じゃないですか?」

「大丈夫ですよ。あんかけは、何がいいですか?
チキン? それともシーフードですか?」

私「えっと、それじゃ、チキンでお願いします」

「ブラックビーンのソースでいいですか?」

私「えーっと、よく分からないので、お任せします」

「分かりました。
一般的にはブラックビーンのソースが使われていますので、
それが一番良いと思いますよ」

私「あ、じゃ、それでお願いします」


中国人の女性がテーブルを去ると、
東欧系の女性がやってきて、
こう言いました。

「すみません、あなたは中国人かと思って、
中国人を呼んだのですが・・・」

「あ、いいえ、よく間違われますけど、日本人です」

と私が答えた直後、
その女性の顔にぱぁと明るい笑顔が広がって、
流暢な日本語で話し始めました。

「ああ、そうだったのですか!
日本人かなぁ? それとも中国人かなぁ?
と迷っていたのですよ」

「そうなんですか。
それにしても日本語がお上手ですね」

「まぁ、ありがとうございます。
グルジアで日本語を学んでいました」

「でも、こんなバーミンガム郊外のレストランだと、
日本人なんて来ませんよね?」

「はい、日本語を使うことはありません」

「えー、それはもったいないですね」


その後、しばらく日本語で話していたのですが、
日本語の発音がキレイなうえに流暢で、
とても丁寧な言葉遣いなのです。

品のある女性だったこともあり、
一度だけ会ったことのある、
Nさんの同僚の重役秘書さんの顔が浮かびました。

その重役秘書さんも、
イギリス人なのに流暢な日本語を操る女性でした。

「この人、ロンドンに住んでいたら
絶対に日系企業の重役秘書とかできそう・・・」

そんなふうに思いながら、
お話を聞いていたら、
やはり日本語を使わないことが残念で
できれば日本関係の仕事をしたいようです。

この人、絶対に日系企業で働ける!
と思うような人だったので、
(失礼ながら)こんな片田舎で埋もれているのが
もったないと思いました。


そして、お料理が運ばれてくると
今度はオーナーと思しき中国人の男性が、
ニコニコしながら話しかけてきました。

「ニホンジンですか?」

えええ?? この人も日本語を??

と思って、話を聞いてみたら、
なんでも27年前に日本に少し住んでいたそうで、
殆ど忘れてしまったけれど、
片言の日本語なら覚えているそうです。


こんなバーミンガムの外れで、
しかも周りは森ばかりのようなところで
日本語を聞くことになるなんて、
思ってもいませんでした。

しかも、こんなにフレンドリーに
話しかけてくれて・・・

そう思ったら、
さっきまでの どんよりした気持ちが
一気に吹き飛びました。

そして、運ばれてきたお料理の大きさに驚きました。

9736JPG (93).jpg

さらにチキンの柔らかなことといったら!
こんなに柔らかでジューシーなチキンは
初めて食べました。

「おいし~い!」と呟きながら食べているときに
お料理を待つ間に読もうと思って、
ロンドンで発行されている日本語情報誌を
持ってきていたことを思い出しました。

その情報誌には、日系企業専門の
リクルート・エージェントの広告も載っています。

お料理を食べ終わった後、
その女性に情報誌を渡して、こう言いました。

「もしかするとバーミンガムにも
日系企業があるかもしれません。
ダメもとで、こちらのエージェントに
連絡を入れてみてはいかがですか?」

「まぁ、その広告の写真を撮ってもいいですか?」

「そんなことしなくても、こちらを差し上げますよ」

「え、いいんですか?」

「もちろん! バーミンガムで
日本語を使える仕事が見つかるといいですね」


そして、もしロンドンに来ることがあったり、
何か聞きたいことがあったら連絡をください、
と言って、私の連絡先を渡してきました。

初対面の人にこんなことをしたのは初めてですが、
何らかの形で、この女性の力になれたらいいな、
と思ったのです。

日本語をあそこまでマスターするには
相当の時間をかけて
並ではない努力をしたことと思います。

せっかく努力して身につけた能力があるのに、
それを活かせていないのは、
本人にとってもマイナスですが、
周りにとってもマイナスだと思ったのです。

きっと彼女のように
(Nさんの同僚の重役秘書さんのように)
外国人で流暢な日本語を話す人材を探している企業が
どこかにあるはずです。

運が良ければ、きっと本人も会社も満足できる
素晴らしい出会いがあるかもしれません。

世の中はそう甘くないのかもしれませんが、
ただ、わずかな可能性があるのであれば、
それを試してみても損はないと思ったのです。


彼女が行動するかどうか、
行動したとしても、運良く仕事があるかどうか、
それは分かりません。

でも、私も色んな人に励ましてもらって、
昔のジメジメした生活から少しずつ脱却できました。

その元をたどってみると、
それは、Nさんがチャンスを与えてくれたからなのです。

まるでクモの糸をつかむような話でしたが、
私は運よくチャンスをもらえて、
さらに運の良いことに採用してもらえました。

そんなうまい話がごろごろしているほど
世の中は甘くないかもしれませんが、
誰にでもチャンスは来るはず・・・というか、
来て欲しいと願っています。


今の生活に満足できていない、
何かを変えたいと思っているのに
どうしていいか分からない。

そんな状況に置かれている人に、
どんなにか細くて切れそうであっても
「ほら、そこにクモの糸があるよ」
と教えてあげられたらいいな、と思ったのです。

彼女が行動を起こすかどうかは、
私には分かりません。

今は行動を起こさなかったとしても、
いつか、心の準備ができたときに
行動を起こすかもしれません。

でも、それで良いと思うのです。

そこに可能性がある と気づいていれば、
いつか自分に充分な気力と元気が溜まったときに
その可能性に挑戦することができるはずです。

でも、可能性の存在を知らなければ、
何も出来ずに終わってしまいます。

私の場合、その元気が溜まるまでに
何十年もかかってしまいました。

でも、今は「その何十年を少しでも取り返したい」と思って、
以前とは比べ物にならないほど外に出て、
沢山のものを見たり聞いたりして、
出来るだけ多くの経験をしようと思っています。

人それぞれ、行動を起こせる
タイミングがあるのだと思います。

だから、そのタイミングが来たときに
クモの糸があったことを思い出してくれればいいな、
と思ったのです。
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posted by イチイ at 08:55Comment(6)考えたこと