イギリスで中古車を買う方法

日本で中古車を買うときは、

中古車ディーラーに行くのが一般的だと思いますが、

Nさんの話では、イギリスでは

オンラインで中古車を探すほうが一般的なのだそうです。


中古車ディーラーは敷地も必要ですし、

物価と家賃の高いロンドン市内には

車を展示している中古車ディーラーは殆どないため、

オンラインで良さそうな車を見つけて

それを見に行くのだそうです。


イギリスで中古車を買う流れは、

こんな感じだそうです。



まず、ネットで条件に合う車を探す。


その後、その車の車検履歴を調べる。


場合によっては、お金を払ってその車の事故暦等を調べる。


その車の保険代、駐車場代、税金を調べる。


条件すべてが良さそうだったら、

売主に連絡を取って、車を見に行く。



このブログを見に来た方で、

イギリスで車を買おうと思っている方が

いらっしゃるか分かりませんが

もしそういった方がいた場合のために

イギリスで中古車を買う具体的な方法を書いておきます。



まず、イギリス最大の車売買サイト、

Autotrader で車を探します → Autotrader


年式、燃費、値段など、

沢山の項目から絞り込めて、

条件にあった車が沢山出てきます。


アラートを設定できますので、

もし条件にあった車が出てこなければ、

その検索条件を保存してアラート設定しておけば、

条件に合った車が掲載されたときに

メールが送られてきます。




気に入った車が見つかったら、

次にMOT(日本の車検に相当します)の

履歴をチェックします。


こちらのサイトで、 → MOTチェック

ナンバープレートの番号とメーカーを入力すると、

過去のMOT履歴が出てきます。


mot.jpg


こんな感じで、毎年の記録が出てきます。


チェックするべき点は、この2つです。


1.毎年、適当な距離が増えているかどうか?

2.車検時のコメント



1.毎年、適当な距離が増えているかどうか?


距離の増え方を見て、

走行距離の改ざんが

行われていないかどうかを確認します。


Nさんの話によると、

廃車になった車からとった車のメーターパネルを

丸ごと移植することができるそうです。


そのため、1年ごとに車検を受けたときの距離を見て、

不自然に多い/少ないということがないか確認します。




2.車検時のコメント


上の写真のように、

車検時にはコメントがつくことがあります。


Failure というのは、

車検を通らなかった理由です。


Advisory というのは、

とりあえず車検は通ったけれど

交換/修理したほうがいいというコメントです。


過去の履歴を見ることで、

タイヤやブレーキパッドをいつ交換したのか?

定期的に交換が必要なパーツがあるか?

などといったことが分かります。


特に前回の車検で Advisory コメントがあった場合、

次回の車検でその部分を修理しないと

車検を通らない可能性がありますので、要注意です。




次に、お金に余裕があれば盗難車かどうか?

事故暦があるかどうか? をチェックします。


こちらのサイトで → HPIチェッカー

20ポンド(約3千円)で、

その車の事故暦や、

その車に対する盗難届が出ているかどうか、

といった記録を確認できます。




ここまでで特に問題がなければ、

買おうとする車の税金と駐車場代をチェックします。


イギリスでは、車の税金も駐車場代(路上駐車)も、

CO2排出量によって決められます。


車の税金は、こちらのサイトで → UK 車の税金

ナンバープレート番号とメーカーを入力すれば

調べることができます。


車の税金は半年分、もしくは1年分を

一括払いすることになります。


軽自動車の税金がもっとも安く、

1年で30ポンド(約5千円)です。


その次に安いのが、年間135ポンド、

その次が年間150ポンド・・・

と、CO2排出量に準じて高くなっていきます。




そして、車の駐車場代を調べます。


イギリスでは住んでいる地域の

路上に駐車するのが一般的で、

区から Parking Permit(駐車許可)を取得します。


Parking Permit もCO2排出量の少ないほうが

料金が安くなります。


そして、同じ車であっても、

お金のある区のほうが、駐車料金が安いそうです。



たとえば、私が住んでいるカムデン地区では、

軽自動車は年間60ポンド弱、

1200ccの車は年間100ポンド弱となっていました。


駐車場料金の申し込みや支払いは、

カウンシル(区)のホームページで

オンラインで申し込むことができます。




最後に、車の保険代金を調べます。


このサイトに → 車の保険比較サイト

必要な情報を入力すると、

複数の会社からの見積もりが出てきます。


入力する内容が細かいので面倒ですが、

ここで頑張るとかなりの節約になるので、

面倒な手間をかける価値はあると思います。


表示された見積もりには有効期限がありますので、

ある程度保険料が分かったとしても、

そこから日数が経つと、値段が変わります。


驚くことに、保険会社によって

保険料に200ポンド(約3万円)以上の差が出ます。


保険内容が納得のいくものであれば、

ここでかなりの値段を節約することができます。




すべての条件が自分の希望と一致したら、

売主に連絡を取って、車を見に行きます。


車は一点ものなので、

いわゆる「早い者勝ち」になります。


そのため、良い車が出てきたら

すぐに連絡をとって、

少しでも早く見に行ったほうが良いそうです。



この国では、車を見に行って、

その場で即決して、お金を払って、

乗って帰ってくる人が大半なのだそうです。


車を買ったら、その場でオンラインで

保険、税金、駐車場料金を支払えば、

その日のうちに車のオーナーになれます。


名義変更については、

売主が手続きすることになるそうです。


車を買ったときに

車の登録証の一部を受け取り、

残りの書類を売主が DVLA という

車の登録を管轄しているお役所に送ることで、

名義変更手続きが完了するそうです。



話を聞いていると、

意外と簡単な気がしてきました。


やりかたさえ知っていれば、

色々と調べる時間はかかりますが、

日本みたいに手間と時間をかけることなく、

車を手に入れることができそうです。



イギリスで中古車を買おうと思っていて、

このブログにたどり着いた方のお役に

少しでも立てたら嬉しいです。


今後、車を見に行ったりしたときには

また、こちらのブログで紹介させていただきますね。